紙の流れ目
はじめまして、ベッセルプリンティングの江澤です。
今回は紙の流れ目について紹介します。
紙の流れ目ってなんだろう??
と、思われる方が多いと思います。
紙の流れ目ですが、印刷や加工を施す上でとても重要なことです!
長辺に沿って繊維が縦に流れ目のあるものと横に流れ目があるもの2種類あります。
じゃあ、この流れ目が違うと何が変わるのか…
例えば、折加工をする場合
繊維と逆目の向きの物を折ってしまうとシワが入ったり、まっすぐに折れなかったりして、
見た目が汚くなります…。
紙を裂いた場合
紙目が違うだけでこれだけ違います!!
そして紙の目は、特に印刷、コピー、プリンター、製本などにおいて大変密接な関係があります。
また、紙を丸める場合も同様です。
特に薄い紙を使って印刷する場合、紙の目と平行に印刷機に通すと印刷中に紙が切れる事があるので、紙の目の方向に紙を通します。また、逆に印刷できるぎりぎりの厚さの紙を通す場合、紙の目の方向に通すと輪転機やドラムに巻き付きにくくなるので、紙の目と平行に通した方が良い場合があります。